【レンタルカートフェスティバル in 九州】写真館

2008/11/3 一日カート三昧 Let's Enjoy Kart!

この度はレンタルカートフェスティバルin九州にご参加いただき誠にありがとうございます。
全ての参加チーム共に受付時間に遅れることなく、サーキットにお集まりいただきレースも無事進行する事ができました。
また、怪我等もなく無事にレースを終了できたのは、皆様のご協力の賜物かと思います。

ほんとうにありがとうございました。

前回、前々回と2回の合同耐久レースを経て、満を持して開催されたレンタルカートフェスティバルin九州

■練習走行:30分
■走行時間:5時間
■交代回数:14回

決勝スタートはルマン式。スターティンググリッドは、くじ引きにて決定します。

使用するカートは皆さんが慣れ親しんだ各サーキットより持ち寄り台数を確保。
各サーキットよりエントリーが行われ、アウトバーンからは8チームが参戦。

各場面で様々な事件が勃発しつつ各チームの力走、素晴らしい走りにで、上位独占という快挙を成し遂げてくれました!おめでとうございます!!まずはリザルトを案内。

それでは、レースレポートです。

11月3日(文化の日)
天候:曇り
路面状況:ハーフウェット
気温:15℃


早朝、サーキットに向かう車の中で、天候を心配する声があがったのではないかと思います。
事実、サーキットに向かう途中、雨がぱらついていました。
「これは荒れた展開となる。」と誰もが予想するなか、天候は徐々に回復を見せます。


練習走行:30分
決勝走行:5時間
ドライバー最低交代回数:14回

スタート方法:ルマンスタート、グリッドは抽選



受付時間迄に全チームが無事にエントリーを済ませる。
各サーキット、カートの抽選が開始され5時間を戦い抜くパートナーが決まる。

ここで各チームに動きがありました。

まだスタートでもないのに、早速シートに身を収めて何やらチーム員と会話がはじまりチーム員もゴソゴソと動きだしました。
確認すると、ペダル位置の調整。さらにシートもパッド等を入れる事により位置の調整を行ってあります。

5時間のバトルを少しでも有利に運ぶ為、チーム員一人一人のベストポジションを探っていきます。
作業を行っていると時間の経過は早いものであっという間に練習走行開始。


この30分という限られた練習走行で、路面とカートに慣れるワケなのですが、
路面状況は刻一刻と変わり、フィーリングも異なってきているのが見て取れる程。
走行開始時こそ、ウェット路面に苦しみ激しい動きを見せるカートも時間の経過と共にレコードラインが乾き始め、いくらか落ち着いた動きを見せるようになる。

走りを見守るチーム員はヘルメットを着用したままピットロードに並ぶ。
ちょっと異様な光景で、少し笑いを誘いましたが真剣さと情熱の現れですね。



さて今回のレンタルカートフェスティバル、最もチーム員が多い、チームRMH。7名構成。
限られた時間の中で全員走るのは難しいかもしれまんが、頑張ってくださいね。


練習走行終了。
ルマンスタートに備えてカートはメインストレートに並べられ、今か今かとスタートの時を待つ
さぁ、各チーム練習走行を終えて、モニタに映し出されたラップタイムを見て作戦会議が開始されます。

ストレートでの伸びが・・・
いやいや、あのコーナーの抜け方は?
でも、タイムが・・・

・・・一人何分走る?
じゃ、交代は?


いや、そもそも、スタートドライバーは???
と様々な会話を交わしながら 激戦が予想されるスタートに対応するドライバーの選出となっておりました。



開会式、及びドライバーズミーティング。
コースにかかるアーチを渡り、コースへ降り立つと5時間を共に戦い抜くパートナーと再対面。

各チームすべてのチーム員がコースに降りたところで開会式。

競技長、コース代表、スタッフの紹介が行われ

ドライバーズミーティングにて注意点の説明となりました。

 ■ピットロード内ではカートより降車、カートの移動はは登録されたチーム員の一人が押す。
 ■ドライバー交代、給油は申告性
 ■給油所は2時間経過時に開放、スタッフにより5Lの給油が行われる。
 ■フェアプレイを心がけ、全車完走を目指す。

大まかにわけると以上の内容が伝えられドライバーズミーティングは終了。

いよいよ決勝、5時間耐久がスタートとなります。




5時間耐久ルマンスタート。


メインストレートを挟んでドライバーとカートが並ぶ。

ドライバー達も走り出しのフォームをとり、今か今かとスタートの合図を待ちます。

個人的には「クラウチングスタートのフォームを取ってくれるお茶目なドライバーはいないかな?」と思いましたが

大体の皆さん、スタンディングスタートの正しいフォームでスタートに望まれました。

中には手足が揃っていてちょっと走りにくそうな方もいました☆



ピストルによる合図!


その甲斐あってかNo.15チームHORIECUPとNo.16カートって何?美味しいの?(仮)がほぼ同時にトップでスタート

続いてNo.6チームナカシマ、さらにNo.10CTUが後を追う。

その直後No.3ゼンパクスペシャル、No.2シューマッハレーシング、No.12まったりレーシングと続く


さらに後方では集団となり激戦が繰り広げられる。

No.1ホテルモスクワ、混戦を避けるため自分で一旦カートを押し出し、フリーになった状態で乗車し頭脳プレイで素晴らしいスタート。


しかし、スタート直後の混戦の中、接触があったのでしょうか、緊急ピットインを行い。マシンチェック後コースイン!追い上げを図る!


No.13チームニュー桃太郎、チーム員全員が腕にピンクのハンカチ?タオル?巻いていて一目でわかります。

9コーナーでスピン。

まだ路面状態もあまりよくない為、ラインを外すとコントロールを失います。

まだまだレースはこれから、頑張ってください!



トップ集団でも動きがありました。

No.15チームHORIECUPなかなかペースがあがらず、No.16カートって何?美味しいの?の先行を許し、2位に後退。

続いてNo.12まったりレーシングもハイペースを維持しチームHORIECUPを抜き去りポジションを上げる。

No.16、No.12 少し開いてNo.15

しかし、No.15チームHORIECUPも抜かれる事で集中力と前を走りカートのラインをトレースすることでペースアップ?

少し離れた状態で追撃を開始する。




時間が経過したところで

No.16カートって何?美味しいの?がドライバーチェンジの為ピットイン!

続いてNo.13チームニュー桃太郎もドライバーチェンジ!

この2台のドライバーチェンジを合図としたかのように、各チーム続々ピットイン

No.16カートって何?美味しいの?もドライバーチェンジの為ピットイン!

ん?なかなかスタートしない、トラブル?いやいや、アクセルペダルとブレーキペダルの調整だったようです。

無事にコースへ復帰。



しかし、このピットインがなかなか曲者


 ■ピットロード内ではカートより降車、カートの移動はは登録されたチーム員の一人が押す。


上記規約の為、ピットロードでは、続々とカートリレーが行われていました。

このカートリレー、普通に走るのとはまた違った疲れが・・・

カートは全高がとても低い為、非常に押しにくい。

シートとハンドルを持つと腰が曲がった状態となるので、押すのも一苦労なのです。

しかし、我らがレンタルカーター達は、そんなこと気にはしないのです。

ピットをカートと共に全力疾走!

ドライバーチェンジ指定場所に行き着くも、カートが勢いあまって止まらない場面もチラホラと・・・

それはもう凄まじい体勢で人間ブレーキをかけてありました。


おおぉっと、


9コーナーを立ち上がったところで、凄まじい白煙!!!!!

No.16カートって何?美味しいの?、マシントラブルか!?!

高温のオイルの圧力でドレンボルトが抜けてしまい。オイルが噴出したようです。

運良くその周にピットイン予定だったのでそのまま、マシンチェンジ

メカニック達が慌しくマシンチェンジを進めていきます。

ピットロードのオイルの除去をお手伝いいただいた各チームの皆様、ありがとうございました。





セーフティカー導入


No.17予想外、コース復帰が難しい状態となった為。セーフティカーが導入されました。

これにより各車の間隔は狭まり、さらに上位を狙うチーム、少しでも差を挽回しようとする各チームの思惑が交錯します。

ピットが侵入禁止となる直前にドライバーチェンジを済ませたチームは、最もセーフティカーを上手く活用でき恩恵を受ける事ができたかと思います。

ピットインが間に合わず、待ちぼうけをくらうドライバーもいらっしゃったようで・・・が、がんばってください☆

ストップしてしまった車両はスタッフにより緊急回収、スペアカーの出動となりました。

コースコーションは3周に渡り、コースクリアを確認後


リスタート!!


しかし各車間隔が開きすぎたため、再度隊列を整える為、全車スローペースでコースを1周。


この周でグリーンフラッグ!


全車アクセル全開!


さぁ、レース再開です。

間隔も狭い為、各車バトルが展開。ここから前に出るためハイペースをで追い上げるチームも!

No.3ゼンパクスペシャル、No.4ザ・黒木メモリアルホスピタル、No.5NISSANが

リスタート後から付かず離れずハイペースを維持した状態でテールtoノーズのまま周回を重ねる。

数珠繋ぎの状態で他のカートをパスしていくテクニックは素晴らしい。

さらに周回を重ねると、集中力の差か?タイヤの状態か?少しづつ間隔が開き始めるも

各車、粘りある走りで追い上げを図る。



2時間30分が経過


No.9RMHへオレンジボール

原因はヘルメットの顎紐が緩み外れていたため

安全の為です。ご了承くださいね。



残り時間も半分を切ったところでNo.15チームHORIECUP、1位を独走!


かと思いきや、ドライバーチェンジ回数が他のチームに比べて2〜3回少ない状態この差をどうクリアしていくのでしょうか???


まだまだ、どこがトップでチェッカーを受けるかは予測できる状態ではありません。


上位グループは同一周回で周回を重ねていますから順当にいけば・・・



順当に・・・


なかなか順当にはいかないもので


なんと接触時に当たり所が悪く、チェーンが外れ、走行不能なってしまったNo.15チームニュー桃太郎。


これにより2度目のセーフティカーが導入され

各車の間隔が一気に縮まります。

各チーム共に残りピット回数と順位を見つめ、戦略の建て直しに入ります。


皆さんここからが勝負どころですよ!!


最後の最後まであきらめずに完走目指して頑張ってくださいね。



そしてこの激戦を戦い抜き見事、1位の栄冠を手にしたのは・・・
レンタルカートフェスティバルin九州
Rank KarNo Team Member Besttime Time
1 12 まったりRacing 川原/松江/折口/折口/田上 1'03"93  
2 10 CTU 添島/松尾/吉本 1'04"34 1Lap
3 11 S-PROJECT RACING 塩塚/宝来/廣瀬/藤田/杉原 1'04"36 1Lap
4 15 T.HORIE CUP 堀江/阿部/富田/村岡/伊部/三宅/新川 1'03"88 1Lap
5 1 ホテルモスクワ 吉田/猪口/村岡/伊藤/山内/野田 1'04"86 3Lap
6 2 シューマッハレーシング 高本/高本/波多江/滋賀 1'04"67 3Lap
7 5 NISSAN 原/谷/RK/ひろぴ/穴井/吉田 1'05"01 4Lap
8 9 RMH 中森/北島/山岡/森吉/明星/タク/山 1'03"74 5Lap
9 14 PROTECTION 樫本/山内/藤井 1'05"90 6Lap
10 6 チームナカシマ 林/中嶋 1'05"44 7Lap
11 16 カートって何?(仮) 長瀬/内村/奥村/榎本/森本 1'04"32 7Lap
12 3 ゼンパクスペシャル 今崎/幸野/橋井/橋本/末本 1'06"01 7Lap
13 4 ザ・黒木メモリアルホスピタル 野田/加藤/首藤/西原/牧野 1'05"38 8Lap
14 7 チョーク 一丸/小野/廣瀬 1'05"88 10Lap
15 13 チームニュー桃太郎 山口/棚町/宮添/岳/八尋/竹末 1'03"71 11Lap
16 8 ROYZE W.森の仲間達 増成/平田/宮尾 1'05"40 13Lap
17 17 予想外(仮) 吉福/田中/山尾/澄沢/田原 1'05"09 14Lap



2008/11/6update.
2008/11/4up.

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